あなただけの学校で 海を見ながら1年間留学してみませんか?

青ヶ島中学留学募集について

 たくさんのリツイートやシェア、そして励ましのコメントをありがとうございました。まずはお礼を申し上げます。

 おかげさまで数組の応募をいただきまして、候補者を決定することができました。これから面接の準備に入りたいと考えています。
 みなさまの温かいお気持ちとご協力のおかげで、驚くほど多くの方に関心を持っていただけました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 本当にありがとうございました。

 ここで募集はいったん閉じたいと思います。
 私も、応募された親子さんたちも初めての留学、ここから双方で時間をとって、確認しあいながら決めていきます。
 結果につきましては改めてみなさまにご報告申し上げます。

 ご応募いただいたお電話の声はどなたも真剣でした、お話を聞いて<もっともっと前に出会いたかった>と思うお子さんもいました。
「外って楽しいんだよ、学校って楽しいんだよって教えてあげたいんです」とおっしゃったご家族の言葉も、私の中に残りました。みなさんにこれから会いに伺いますね。
 青ヶ島中学留学実現まであともう少しです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

2021年6月30日
株式会社青ケ島製塩事業所 山田アリサ

2022年4月から1年間
青ヶ島に住んで青ヶ島中学校に通う方を募集しています。

「青ヶ島は自然の島」

風が強ければ波が高くなる。天気が荒れると海も荒れる。
青ヶ島では、自然と命がつながっています。
天気予報や海予報が、みんなの仕事や生活にとても大事な役割りを持っているのです。

「青ヶ島は人と人のおつきあいが大切な島」

青ヶ島の人口は166人。日本で一番小さな村です。
ここでは毎日がお付き合い。
道で出会ったら笑顔で「こんにちは!」
船の欠航がずっと続けば、みんなで食物を分け合ったりしながらしのぎます。
島の人どうしの関わりや生活の様子を、毎日学ぶことができる生きた学校です。

「実際に青ヶ島に住んだ人は…」

今年1月に塩工場に働きに来た男の子は青ヶ島の冬の季節風(強風)を

毎日がホラー映画みたいで笑えた

と言っていました。

外を歩けば「ジュラシックパークのようで恐竜が出てきそうなのも楽しかったし、春になって風の強さがだんだんと変わってゆくのが分かった」。
自分がアマゾンで注文したものでも、久し振りの船で手元に届くと「来たぁぁぁっとすごく嬉しくなりプレゼント感が増した」と話していました。

「青ヶ島の小学校と中学校って?」

青ヶ島中学校の生徒は、現在3年生が2名だけ。2022年にその2人が卒業すると、そのあと1年間は中学生がいなくなります。
青ヶ島小学校は、現在生徒が8人います。通常の授業は小学校中学校分かれていますが、運動会や学芸会などの行事は、小中学生が力を合わせて運営します。
青ヶ島に高校はないので、子どもたちは15歳の中学卒業と同時に親元、そして慣れた島を離れて新しい生活に入ります。

青ヶ島における中学校生活とは、島を離れる前の大切な育成の場。
中学校は、ただ勉強だけを教える場所ではなく、子どもたちの人生の道のようなもの。
この中学校が1年間途絶えてしまうのは、島の大事な道が途中から切られてしまうようなものなのです。
1年間の閉校のあと中学校が復活しても、従来のような育ちの場に戻るには、時間の繰り返しが必要になるかもしれません。


中学校を廃校にしたくありません。

この青ヶ島中学校に、来年1年間島留学しませんか?

1年生でも2年生でも3年生でもかまいません。

「青ヶ島ってどこ?」

東京から八丈島まで飛行機か船。八丈島から船かヘリコプターで渡ります。
船は毎日就航ではなく欠航もあるので、ヘリコプターの予約を取って渡るのをお勧めします。

「どこで生活するの?」

株式会社青ヶ島製塩事業所代表
山田アリサ


今回のこの募集は、株式会社青ヶ島製塩事業所の代表・山田アリサの募集です。
弊社は内地から数名を工場のメンバーとして受け入れており、我が家でシェア生活を送っています。
ここの1室で暮らしながら通学していただきたいと思っています。

お子さんと一緒に親御さんも一緒にいらっしゃる場合は、働く場についてもご紹介できるよう相談に乗ります。
インターネットが通っているので、テレワークなどのお仕事を持ってこられるのも可能です。
お子さんのみで島留学の場合、山田アリサが島親になり全力でお守りします。
勉強と生活の環境も整えます。

「青ヶ島はないものがなさすぎる島」

辺ぴな島です。内地の大きな町からいらっしゃるお子さんには、想像もつかないかもしれません。
実際にいらして生活をはじめてから「こんなだとは思わなかった」というのは哀しいことです。
島留学を本気でご検討いただける方には、山田が直接お会いして、できれば青ヶ島も見て、決めていただきたいと思います。

「1年間が約束です」

2022年4月から2023年の4月までが島留学の期間となります。

「生活費等について」

お子さんのみか、親御さんが一緒に来られるかによっても異なるので、ご検討いただく中でお話して取り決めし、文書化します。

「応募先」

電話番号

04996-9-0241

(青ヶ島製塩事業所)

ご興味がある方は上記の電話番号に連絡先とお名前を残してください、すぐに折り返しいたします。あるいはメッセンジャーでも大丈夫です。

たくさんのお問い合わせやご連絡をいただいております。現在、候補の学生に対して山田アリサがご説明やご面談のやり取りをさせていただいるため、一時的に募集を止めております。結果は当ページや山田のSNSページでご報告させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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